Greeting

理事あいさつ

理事長あいさつ


2021年6月より前代表理事駒場恒子氏の意思を引き続き、代表理事に就任致しました稻山敦子と申します。2019年の団体設立から携わらせて頂いておりますが、ここまでコロナ禍の中、思うように活動が出来ていない事に焦りと悔しさを覚えております。

と申しますのは、日々子供たちの成長は止まることなく進むからです。これは障害のあるなしに関わらず、それぞれはそれぞれのタイミングで日々成長し続けていることと思います。

私たちは、知的障害のある子どもから成人までの成長や暮らしの中で、チアリーディングというスポーツを通して、生活や暮らしを充実させ、社会の一員として地域、社会で自信をもって生き生きと生活してもらいたいと願っております。

スポーツにも様々な競技があります。なぜ知的障害者にチアリーディング?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

そのなぜ?をご理解いただけると、知的障害という特性を持って生まれて来た特別な我が子とご家族様にとってきっと新しい一歩が踏み出せるのではないかと確信しております。

私と娘がそうでしたので。

 

まだまだ団体としても未熟で、活動を始めたばかりではありますが、私たちは知的障害のある方にも、チアリーディングを通してスポーツの楽しさを知ってもらい、笑顔を大切に健康で充実した社会生活を送ってほしいと願っております。

 

子供たちは日々成長します。成人だって進化します。知的障害のある方たちの生活の一部に私たち団体がお役に立てることを心から願っています。

 

5年先、10年先、知的障害者チアリーディングに出会った皆さまの笑顔であふれる場所を創出するべく、私たちも努力を重ねて参ります。

どうぞ私たちの活動へのご協力、ご理解を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

 

代表理事 稻山敦子

稻山 敦子(いなやま・あつこ)

知的障害を持つ娘がチアリーディングに出会ったことがきっかけとなり、知的障害者チアリーディング協会を日本全国に広め、仲間を増やしたいと普及活動へ尽力。2021年より代表理事就任。

理事あいさつ


■安達理事あいさつ

この度、日本知的障害者チアリーディング協会の理事に就任いたしました、安達阿記子と申します。私は、これまでゴールボールという競技をやってまいりました。スポーツを通して、体を動かすことの楽しさ、仲間への思いやり、目標に向かって取り組み課題を乗り越えたときの達成感など多くのことを学びました。

チアリーディングの経験はありませんが、皆さんの力になりたいと考えております。チアリーディングを通して、たくさんの笑顔に出会えることを期待しています。障害有無に関係なく、誰もがスポーツを楽しめる環境を作り、お互いを理解し助け合える社会に繋がるよう微力ながら頑張ってまいります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

安達 阿記子(あだち・あきこ)

病気のため14歳で右目が、20歳で左目が視覚障害になり、ゴールボール競技と出会う。

2012年ロンドンパラリンピック日本代表選手として選出され、金メダル獲得。

パラリンピックの団体競技における日本の金メダル獲得は史上初。学校、企業、福祉施設など、講演活動も精力的に行っている。

■平地理事あいさつ

2021年6月に理事を拝命しました平地大樹と申します。理事の中で唯一障害スポーツから遠い存在ではありますが、そこは関係ないと考えています。障害スポーツもスポーツ。そこに壁も違いもありません。

 

私はスポーツビジネスに関わる人間として、この素晴らしい取り組みが世の中にもっと知られることを目的に参画しました。また起業家として、ボランティアばかりで成り立つ協会ではなく、独立採算でしっかり運営が成り立つ組織にすべく協力していく所存です。

 

いつも応援される立場になりがちな知的障害者のみなさんが、チアを通して人を応援する立場になれる。そんな場を提供していく本協会をしっかり運営していきます。みなさまのご協力が必要です。よろしくお願いします。

平地 大樹(ひらち・たいじゅ)

大学卒業後、プロバスケットボール選手を目指し渡米。帰国後もプロを目指して活動するも、活躍することなく27歳で現役を引退。その後、人材コンサルティング会社、Webコンサルティング会社を経験し、2011年に株式会社プラスクラスを設立。起業5年目でプラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社を設立。スポーツ×デジタルマーケティングを実践し、スポーツクラブやメーカー、メディアのコンサルティングに従事。プロチームのクライアントはプロ野球からJリーグ、Bリーグ、マイナースポーツと幅広く90チームに及ぶ。